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 No.用語区分説明同義語
1 青竹手打ち麺
(あおたけてうちめん)
孟宗竹という太くて長い竹を使って打たれる多加水麺。佐野ラーメンで使用される.
2 旭川ラーメン
(あさひかわらーめん)
該当店舗の一覧
ジャンル スープは豚骨、鶏ガラベース(通常、豚骨が強め)に、魚介系の出汁が入る。基本メニューは醤油で(大抵の店でメニューのトップになっている)、その他、塩、味噌。本場の旭川では、かけラーメンという具がネギだけのラーメンも安く提供している店もある。
麺は加水率の低い縮れ麺
札幌ラーメン東京ラーメンをモデルにして作られたと言われる。
旭川ラーメンの始まりは、昭和22年に開業した加藤ラーメン、蜂屋とも言われている。
3 あさひかわラーメン村
(あさひかわらーめんむら)
旭川ラーメンの有名店を8店舗、集めたもの。1996年8月11日にオープン。所在地は旭川市永山11条4丁目で、最寄り駅はJR石北本線の南永山駅(徒歩5分)。
入場料はなく、施設内は店8店舗(天金、山頭火等)とおみやげ屋さんで構成されている。
(旭川ラーメン村)
4 家系ラーメン
(いえけいらーめん)
該当店舗の一覧
ジャンル 吉村家を元祖とするラーメンの系統で、主に横浜を中心に展開してきたことから横浜ラーメンとも言われる。
濃厚な醤油豚骨スープに鶏油を合わせ、ストレートの太麺を使ったこってり系ラーメン。
具は通常、チャーシュー、ほうれん草、ネギ、そして大判ノリが2、3枚入る。分量は並、中盛、大盛に分けられることが多い。
5 池袋大勝軒系
(いけぶくろたいしょうけんけい)
該当店舗の一覧
ジャンル 東池袋の大勝軒の流れをくむ系列。
昭和26年に店主の山岸一雄氏が中野に大勝軒を出し(このときつけ麺を考案)、その後、現在の東池袋に移転。都内を中心に暖簾分けした店が営業している。
スープの材料は、豚骨、豚肉、鯖節、鰹節、丸鶏、ニンジン、タマネギ、ショウガ、ニンニク等で、魚出汁のきいた和風スープ。
永福町の大勝軒の系列と区別するため、このジャンルの名前には、池袋(もしくは東池袋)の名前を入れるのが通例となっている。
(大勝軒,東池袋系大勝軒)
6 一風堂
(いっぷうどう)
店主は、TV東京の「ラーメン職人選手権」で、3連覇した河原成美氏。長浜の屋台で修行し1985年に、福岡市大名に開業。
博多ラーメンをベースに、より多くの人に受け入れられるラーメンを研究。
スープは、豚頭とゲンコツを特注の釜で20時間近く煮込み、臭み、クセを取る。
スープは2種類で、一風堂原点の味で、あっさりスープの 「白丸元味」と、自家製の香油と辛子味噌を加え、コクのある「赤丸新味」。
麺は極細ストレート。博多の自家製麺工場で製麺、支店に直送される。
チャーシューには、国産のSPF(無菌豚)を使用し、白丸元味にはモモ肉を、赤丸にはバラ肉を使い分ける。
本拠地博多を中心に九州に支店を展開。東京には恵比寿を皮切りに、高田馬場、明大前、駒沢公園、五反田、吉祥寺、東銀座、六本木へと積極的に支店展開。
7 イノシン酸
(いのしんさん)
成分 動物性食品の中にある自然の旨み成分。豚骨や鰹節、煮干などに多く含まれる。
8 大宮守人
(おおみやもりと)
人物 味噌ラーメンの創始者。
元満州鉄道の職員で終戦後、復員して屋台を開いた縁でラーメンの屋台を出していた松田勘七氏よりラーメン作りを学ぶ。
昭和25年、味の三平を札幌で開業。豚汁に麺を入れて美味しそうに食べる客をヒントに味噌をベースにしたラーメンを作ろうと考え、7年の研究の後、味噌ラーメンとして完成させた。こってりしたスープに負けないため、西山製麺とともに固くコシのある麺を共同開発した。
9 尾道ラーメン
(おのみちらーめん)
該当店舗の一覧
ジャンル 瀬戸内海の小魚のダシと醤油スープと合わせたもの。油で揚げた背油のミンチがスープの上に乗っている。
麺は通常、平打ち麺。
10 貝柱
(かいばしら)
成分 帆立貝の貝柱を乾燥させたもの。
中華料理に使われることが多く、最近はラーメンのスープに使う店も出てきている。甘味のある味わい深さが出る。
11 化学調味料
(かがくちょうみりょう)
成分 アミノ酸系グルタミン酸ナトリウム、核酸系イノシン酸ナトリウム、グアニル酸ナトリウムなどの成分がある。 (アトム)
12 鹿児島ラーメン
(かごしまらーめん)
該当店舗の一覧
ジャンル 九州地方の中で唯一、久留米ラーメンの影響を受けていないと言われ、豚骨がメイン、鶏ガラも使われることもあり、白濁度は低め。脂も少なくあっさりしたスープ。麺は細麺、太麺があるがいずれも芯のない柔らかめの麺で、食感がビーフンのようである。具には大抵、焦がしネギが入る。店内では大根の漬け物が置いてあり、無料で食べられることが多い。
13 加水率
(かすいりつ)
製麺の際に小麦粉に加えられる水分の量。
通常は35謫x。
加水率が低いほど、麺がスープを吸ってのびやすくなる。逆に高いほど、麺は柔らかくのびにくい麺となる。札幌ラーメンでは加水率の高い麺が使われ、旭川ラーメンでは加水率の低い麺が使われる。
気温や湿度によって加水率を調整して麺の具合を作る必要がある。
14 肩ロース
(かたろーす)
材料 脂が網の目状に入っているため煮ても焼いても硬くならず、冷めてからでも柔らかい。
15 鰹節
(かつおぶし)
材料 イノシン酸を多く含んでいて、グルタミン酸を多く含む昆布などと合わせることにより濃厚な味が出る。
16 上川ラーメン
(かみかわらーめん)
該当店舗の一覧
ジャンル 北海道上川郡上川町の「あさひ食堂」の流れを汲むラーメン。
あさひ食堂では、大雪山の雪解け水をスープに使い、野菜、味噌等、素材は北海道産のものを使う。麺は大雪山の雪解け水で打ったもの(三輪商事製)。

あさひ食堂を中心に「上川ラーメン日本一の会」を結成し、関連店を輩出、一種のチェーン展開を行っている。
関東圏では、あさひ食堂出身の「き七」(川崎市)、「ピシヤリ」(東京四谷)の店があり、ともに現地から素材を調達している。
17 カメリアラード
(かめりあらーど)
材料 オランダ製の最高級ラード。
豚の脂肪部分から生成したもので、融点が低くラーメンのスープに溶けやすい。
保温効果がありスープが冷めにくくなる。
18 がんこ系ラーメン
(がんこけいらーめん)
該当店舗の一覧
ジャンル 鍼灸師だった一条氏が創設した牛骨ラーメンの店。家元制になっている。
スープのベースは牛骨、豚骨、鶏ガラ、煮干、ねぎ、生姜、ニンニク、干し椎茸、貝柱、するめ、りんごなどを沸騰させずに煮こんだもの。牛骨を使い始めたのは焼肉屋のテールスープがヒントとか。
スープは塩が強く表に立ち、裏は各素材のブレンドにより繊細な味わいになっている。表に塩を立てたのはラーメンを「下品」な食べ物として印象付けるのが狙い。
店の前には牛の骨をぶら下げ、窓がなくて店内が見えない、黒いドアという怪しい雰囲気を出していることでも有名。
19 かん水
(かんすい)
麺を打つときに使用するアルカリ性の水。小麦粉のフラボノイドと反応し、たんぱく質をほぐし、グルテンを結束させ中華麺のコシを生成する。
古来より中国や内モンゴル等が天然かん水の主な産地であったが、近年は炭酸ナトリウムや炭酸カリウムなどを使って化学的に調合されるようになった。
日本への伝来は明治時代と言われている。かなり高価であったと言い、戦後の物資が不足していた頃には珪酸ソーダなど毒性のある化学物質を使っているところもあり、昭和32年に当時の厚生省から指導がされるようになった。
20 喜多方ラーメン
(きたかたらーめん)
該当店舗の一覧
ジャンル 喜多方地方(福島県)のラーメン。
あっさり味の澄んだ醤油スープに、プリプリした食感の平打ち縮れ麺(太麺)で和風。
創始者は昭和初期に創業された「源来軒」と言われる。当時、豚骨と鶏ガラ半々のスープに、手でこねて縮れを作った太めの麺、具はチャーシュー、メンマ、かまぼこ、刻みネギ。
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